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子豚の嫁探し

3ヶ月毎に嫁を探す豚野郎です。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを観てみたよ!

もうちょっと落ち着いてから観ようと思っていたけど早速観てきた。

ファーストインプレッションは「そうきたか…(キリッ」でした。テレビシリーズや旧劇場版をしっかり観ている人ならそんなに戸惑うこともないと思う。確かに予想の斜め上をいく内容だけど、中盤以降は物語の中に入り込めるので本当のファンであれば安心して劇場に足を運んで良い。

アニメーションとしての評価はB、脚本はB+、声優はB++といった感じ。悪くはない、悪くはないです。ただ、アニメーションの可能性や作画的見所はあまりない。『エヴァ』という作品の魅せ方は素晴らしいけど、それ以外の観点から観るとどうしても名作とは言い難い。オナニー作品にみえなくもない。だからといって駄作というわけではなく、パンフレットにおける声優へのインタビューから読み取れる演技の重要性やアニメーションで伝えることができる「もの」というものをとことん追求している点は非常に評価できる。

途中、シンジの精神が崩壊寸前まで落ちるシーンがあるけども、もっと狂気に満ちた表現をしても良いんじゃないかなぁと思う。そういったところも含めて新たな発見や芝居がなくて、どうしても「普通」のアニメーションとしてしか捉えることができなかった。各所で突っ込まれているCGについては、ある意味で間違った選択ではないと思う。CG批判するだけなら簡単。でもCGの良さと作画の良さというその差をしっかりと認めれば、例えばミサトさんやリツコさんたちが出陣するシーンなんかはとても上手くできていると感じられる。もちろん個人的には作画でもっと魅せてほしかったけども。

L/Oなど演出構成はエヴァらしいとでも言うべきか。10年以上培われてきた「エヴァらしさ」が随所に表れていて、その質も十分に受け継がれて丁寧に表現されている。シンジとレイ、シンジとカヲルといった、色も形も異なる2人を映像内でどのように魅せるかというのは個人的には以前からずっと気になっている点で、今作でもおっと思う構図が所々に観れたのでそこは満足です。

とまぁ書いてきましたが、やはりアニメーションとしての出来は今ひとつといった感じでしょうか。「エヴァ」としては楽しめたけども、アニメーションとしてはどうしても腑に落ちない点が多々ある。次回の完結編(となるかどうかわからないけれども)が私、気になります!新劇場版はアニメーション映画というよりもエヴァ映画として観るべきものなのかなぁと思いました。