今期は新作が多すぎて大変です。ここ最近はプライベートのほうが若干忙しいので、アニメを観る暇がなかなかなかったのですが、盆休みに睡眠時間を削って録画分を全て観終えるというお仕事をしました。正直キツかった。そんな今期、今回も一部抜粋して新作アニメを紹介していこうと思います(五十音順)

ちな、ここで紹介しない作品というのは2期とかだったり、原作が超有名だったりという作品であって決してつまらないから紹介しないという意味ではないので悪しからず。

『犬とハサミは使いよう』

とある事件に巻き込まれて死んで銃で撃たれてしまった主人公、目が覚めるとなぜか犬になっていました。本が大好き過ぎて某ビブリオマニアを彷彿とさせるような彼(犬)は、彼が敬愛するサディスティックな超有名女性作家である秋山忍と何やかんやあって一緒に住むことになります。
この2人を取り囲む素敵な性癖をお持ちの変人たち、個性的過ぎて良い意味で頭が付いていきません。この作品の一番大きな魅力はやはりこのキャラの強さです。変態キャラに餓えている方々にとっては大好物な作品になること間違いない。観ていてこっちも楽しくなるような物語を描くには、このようにキャラを限界まで引き立てるべきなんだろうなと。

『神さまのいない日曜日』

人が死ななくなり、同時に新たに人が生まれなくなった世界。ただし、肉体的に死んでしまっても生きている時と変わらず死者として生活している人が蔓延る世界。そういった死者を眠らせるために存在する墓守という人々、主人公の美幼女アイ・アスティンはその墓守の1人です。死と向き合うとはどういうことなのか、それを探っていきます。
なんといってもアイちゃんの可愛さが天元突破しています。今期は『ロウきゅーぶ!』の2期もありますが、こちらもロリコン様専用アニメとなっております。世界観がとても綺麗で、中世っぽいのだけど車で移動したりする。そんなところもなんだか良い気がしませんか?ギャップ萌えですね、わかります。

『帰宅部活動記録』

ツッコミ1名とボケ4名による部活系ギャグ物語。帰宅部、という如何にも怪しい部活に入部してしまったツッコミ役の安藤夏希。ボケ役の4名があまりにもボケすぎているので、それに対する日々のツッコミで疲れ果てている模様。でも意外にそんな生活を楽しんでいる自分に気付き、自ら進んでツッコミになっていくという。
ギャグは滑っているような気がしないでもないけど、でもテンポが良いからついつい笑ってしまう。メタいところもあるのでそういうのが好きな人には楽しめるはず。かなりぶっ飛んでいる内容もいくつかありますが、不思議と笑ってしまう。こういう正統派ギャグアニメって久しいすなぁ。

『きんいろモザイク』

外国が大好きすぎる大宮忍と、彼女がかつてホームステイしていた家の娘で、その後イギリスから日本に留学してきた金髪美少女のアリス・カータレット。そして、2人の同級生である小路綾と猪熊陽子、さらにアリスの幼なじみで同じく日本にやってきた金髪美少女の九条カレン。彼女たち5人による日常系ハートフル作品です。
今期のきらら枠、いわゆる一つの萌え作品。5人共にそれぞれ特徴があって、でもそれは決して突飛なそれではなく、僕たちの理想形女子高生と姿形を重ねつつ、肩の力を抜いてのんびり観ることができる作品です。こういう作品が1クールに1つはあるべきですよ。癒やしは必須。

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』

謎の学園に招かれて、そこに集まった15人の高校生。学園から外に出ることはできず、一生そこで生活し続けなければならないと宣告されます。脱出するにはとある条件をクリアする必要があり、そのために15人が協力し合ったり、時には裏切ったりして生きていこう奮闘する物語です。
物語の中で推理シーンがあったりするのですが、特に捻ったものではないし、決して難しくはないのでしっかりと作品を観ていけば普通に楽しめると思います。原作はゲームで、かくいう僕も未プレイなのですが毎週楽しく観れています。続きが気になって仕方ないというものなので、一気に続けて観たいところ。円盤はよ。

『超次元ゲイム ネプテューヌ』

シェアを競い合う4つの大国と、そこにいる4人の女神。かつては戦争状態にあったのですが、冒頭で和平条約を結び、協力しながら生活していこうということになります。女神は変身する力を持っており、その強さは他を寄せ付けないものであり、国民から尊敬される存在になっています。まぁ国によって多少は異なりますが。
国にはそれぞれ特色があって、女神の性格などとその色はリンクするものになっています。「僕はこの国に暮らしたい!」なんて妄想をしながら観るのもまた面白い。僕はルウィーに住みたいです、はい。女神の変身前と変身後はガラッと性格等が変わるので最初は混乱しがちですが、そのギャップもまた良い。キャラ数もそこそこ多いので、あなたの気に入るキャラがきっと1人はいる、そんな作品です。

『ファンタジスタドール』

どこにでもいそうな普通の女子中学生、鵜野うずめが偶然手にしたカード、なんとそのカードから美少女たちが飛び出てくるじゃないですか!彼女たちはファンタジスタドール、うずめをマスターとし、彼女が命じれば何でもやってくれるという。そんなドールとうずめによる友情物語。
ニチアサでやれ、と言いたくなるような作品。なぜ深夜枠で放送しているのかがちょっとよくわからないところです。グッズ販売なども狙えそうなのに…。ドールたちの過去はなかなか悲惨だったりしますが、それをうずめの優しさで包み込んでいくという展開。メリハリがあって観ていてとても気持ち良いです。

『ローゼンメイデン』

「まきますか まきませんか」前作、前々作は”まいた世界”の桜田ジュンでしたが、今作は”まかなかった世界”の桜田ジュンによる物語。ローゼンメイデンと言われるドールたちの闘いを描く物語。今更言わずもがなですね。
原作準拠の完全新作、と銘打っているので前作等を観ていなくても大丈夫、とは思うのですがやはり予備知識は必要だと思います。このブログを読むような人は、まぁ3人くらいしかいませんが、問題ないでしょう。むしろ、前作等との関わりがかなり深いので、やはり続編と捉えて観ていくほうが理解しやすいと思われます。

その他

『有頂天家族』は3話にカリスマこと井上俊之氏が原画参加しています。特にBパート、これは必ず観ておきたいところ。『サーバント×サービス』のOPも一見の価値あり。『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』はなんだか観ていて死にたくなってくる、自分の過去を思い出してしまうので。でも魅力がある、それがぼっち物語です。『恋愛ラボ』は原作既読済、やはりというか原作知ってると作見がない限りは特に惹かれないというアレが…。『Free!』は、なんというかその、うん、まぁ友情物語として観れば楽しいんじゃね。というのも小学生の頃から水泳をしていますので、いろいろと水泳描写に違和感あったりしまして。京アニなのにロケハン不足が否めない。いや、十分すごいんですけど。

続編等について。『げんしけん 二代目』は相変わらず面白。もち、原作既読済。斑目さん大好きです。『たまゆら~もあぐれっしぶ~』は真HD放送になった、というだけで僕はもう満足。『ロウきゅーぶ!SS』は最高だぜ。ついにロリコンさんがバスケをします。『神のみぞ知るセカイ 女神篇』も原作既読済、ちな僕はかのんちゃん推し。

とまぁ、そんな感じ。「紹介ってお前どんだけ上目線なんだよ」と自分でも少し思ったりしますが別にそんなことはなくて、僕はアニメーターの方々やアニメ制作スタッフを心から尊敬しております。大変厳しい業界にも関わらず、僕たちに夢と希望と娯楽を与えてくれる素晴らしい人々です。これからもアニメ業界全体を応援していきます。

ちょっと円盤買ってくるは(経済的な意味で死亡フラグ)